研鑽Rubyプログラミング β版
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原則を学んで腕を磨き、さらなる高みを目指す
- Jeremy Evans 著、角谷信太郎 訳
- 原書 Polished Ruby Programming
- A5判
- 2023年2月16日 β3に更新済み(2021年11月30日 β版発行)
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本書の目的は、中級から上級のRubyプログラマーが従うべき有用な原則を伝えることです。 解決策をどのように実装するかだけではなく、さまざまな実装方式と、それらの間のトレードオフ、ある方式が特定の状況下ではなぜ有効なのかといった観点も重視します。 原則を伝えることが本書の主な目的ですが、Rubyプログラミングの発展的な技法について説明することもあります。(本書β版「はじめに」より)
本書の対象読者
- 中級から上級のRubyプログラマ
- とくに自分自身のRubyプログラミングを改善するために原則を学ぶことに関心のある方
- すでに他の言語を使っていて、Rubyによる開発の高度な話題に関心のある方
執筆者紹介
Jeremy Evans(著書)
Rubyコミッター。Rubyのバグ修正に注力するのと同じぐらいRubyの実装の改善にも取り組む。最速のウェブフレームワーク(Roda)や最速のデータベースライブラリ(Sequel)をはじめとした、いくつもの著名なRubyライブラリのメンテナも務めている。彼のライブラリはその実行性能だけでなく、コードの品質、理解しやすさ、ドキュメンテーション、発見されたバグの修正の素早さでも知られている。またRubyとRubyコミュニティへの貢献として20以上のRubyカンファレンスでの講演実績だけでなく、2015年にはRuby Heroに選出され、2020年には権威あるRubyPrizeを受賞するなど、数多くの受賞歴がある。さらにRubyの開発に加えOpenBSDのコミッターも務めている。
角谷信太郎(訳者)
個人事業主。一般社団法人日本Rubyの会理事。RubyKaigi Team Señor Organizer。(株)永和システムマネジメントフェロー。フィヨルドブートキャンプ顧問。エクストリームプログラミングの理念である「新たな社会構造」のために自分がやれることをやっている。主な共訳・監訳書は『ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方』『Clean Agile』『なるほどUnixプロセス ―Rubyで学ぶUnixの基礎』『Rubyのしくみ Ruby Under a Microscope』『アジャイルサムライ ―達人開発者への道』『アジャイルな見積りと計画づくり ―価値あるソフトウェアを育てる概念と技法』『アジャイルプラクティス ―達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣』など。
β版についての注意
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目次(β3版)
第I部 Rubyプログラミングの基礎的な原則
第1章 組み込みクラスを最大限に活用する
第2章 役に立つ独自クラスを設計する
第3章 変数を適切に使う
第4章 メソッドと引数
第5章 エラーに対処する
第6章 コードを読みやすくフォーマットする
第II部 Rubyのライブラリプログラミングの原則
第7章 自分のライブラリを設計する
第8章 ライブラリを拡張可能にする
第9章 時宜にかなったメタプログラミング
第10章 役に立つドメイン特化言語を設計する
第11章 きちんとコードが動くことをテストする
第12章 変更に対処する
第13章 代表的なデザインパターンを使う
第14章 ライブラリを最適化する
第III部 Rubyのウェブプログラミングの原則
第15章 データベースが鍵を握る
第16章 ウェブアプリケーション設計の原則
第17章 堅牢なウェブアプリケーションのセキュリティ
付録A 復習問題の回答例