新刊『検索システム ― 実務者のための開発改善ガイドブック』のお知らせ

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2022年5月刊行の新刊『検索システム ― 実務者のための開発改善ガイドブック』(打田智子・古澤智裕・大谷 純・加藤 遼・鈴木翔吾・河野晋策 共著)のお知らせです。(リンク先は「PDFのみ」バージョンです。紙書籍とPDFのお得なセットも購入可能です

Webではおなじみの検索機能、いざ自分たちで導入しようと思ったとき、何から手を付けるでしょうか? とりあえず「全文検索エンジン」のようなキーワードでWebを検索しながら、LuceneやVespaでプロトタイプを作ってみる、という方も少なくないはずです。その過程では、チュートリアルだけで理解できない概念について再びWebで検索してみたり、「〇〇を実現するコードはどう書くんだろう」と思ってやっぱりWebで検索してみたり、そこで見つけた説明でわからないことをまた検索してみたり、とにかく何度も何度もいろいろな検索を繰り返しながら、少しずつ「検索という機能」への理解を深めていく、といったこともあるでしょう。実際、検索機能には、このような「探索」のためのツールという側面もあります。では、自分たちのサービスに導入した全文検索エンジンを使ってユーザーがこのような「探索」までできるようにするには、はたして何から手を付けたらいいでしょうか?

本書は、探索的検索まで考慮しながら「検索システム」と日々格闘している実務家6名による実務家のためのガイドブックです。検索エンジンを支えるデータ構造とアルゴリズム、使い勝手のよいUI、検索システムを定量的に評価しつつ改善する手法、個々のユーザーのニーズに寄り添った検索結果を返すための工夫などなど、「よい検索システムをつくる」ために何をどのように始めたらいいのかを伝える羅針盤となっています。

刊行は2022年5月ですが、「それまで待てない!連休中に読みたい!」という方のために、PDF版のみを本日4月26日から先行販売いたします。直販サイトでの紙+電子書籍セットの発売開始は5月17日(火)を予定していますので、紙書籍の購入予定がある方はもうしばらくお待ちください。(差額での紙書籍の購入などはできませんのでご注意ください。もちろん、紙書籍をあらためて職場用に別にもう一冊、書店などでご購入いただくことは大歓迎です!)

5月16日 追記:紙+電子書籍セット5月16日に発売を開始しました